HAPPY TRIGGER

ひとりでも楽しめるボード&カードゲームのレビューです。

ファミリア 第2版 日本語版

ひとりでも楽しめるカードゲーム。

 

「ファミリア 第2版 日本語版」

 

のレビューです。

 

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2人用のカードゲームですが、

ソロプレイも可能!!

公式からソロプレイの説明書がDLできます。

販売元:Arclight Gamesのサポートページ

 

ファミリアとは……

 

プレイヤーはお互いにライバル同士のマフィアギャングです。そして名門(ファミリア)、仕切り屋(アカウンタンツ)、愚連隊(ブルーツ)、傭兵団(マーシナリーズ)という4つのファミリーから構成員をスカウトして、自分の組織を充実させようとします。

各ファミリーのメンバーは、それぞれ特殊能力を持っているので、それを考慮してスカウトするのが勝利への近道です。

相手よりも上手くファミリーの特殊能力を使いこなしたプレイヤーが、「ゴッドファーザー」としてゲームに勝利します。

また、今回の第2版よりソロプレイルールが追加され、より遊びやすくなります!(公式より引用)

 

というゲーム。

なわけですが、文章だけだといまいちピンときませんよね。

では具体的なソロプレイレビュー、いってみましょ~♪

 

まず最初の手持ちカードは「0」のみなので、

カード束から「0」を抜き出してシャッフル後、4枚を自分に配ります。

 

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このゲームのソロプレイでは

対戦相手はプログラムを走らせた「ロボット」

という設定で進めていきます。

ロボット側にも「0」を4枚配りましょう。

 

*ロボットは難易度の設定が出来ます。今回は最弱ロボと対戦!

(難易度設定は説明書に記載があります)

 

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自分とロボに4枚ずつ配ったら、次に山札から

場(ストリート)に6枚展開します。

このストリートから新たな手札(組員)を入手していきます。

「0」の札は無条件に入手できます。

「1」の札は「0」の札2枚、「2」は「1」2枚、「3」は「2」2枚、「4」は「3」2枚で入手が可能です。

 

今回は「0」がないのでいきなり手詰まりです。

こんな時は、ストリートにある札を流して新しく山札をめくることができます。

(ただし1ターンにつき1回だけ)

 

めくる枚数は流す(もしくは流してある)札を1枚選びその数字の枚数になります。

選んだ札は捨て場に置きましょう。

(1を選べは1枚めくり、3を選べば3枚めくるというわけです)

 

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「3」の黄色い札を捨てて、山札から3枚めくりました。

結果、「0」が出たのでこれを自分の手札に加えます。

 

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次はロボットのターンになります。

ロボットは自動的にカードを入手していきます。

「0」9枚、「1」6枚、「2」5枚、「3」3枚 までとれるロボットなので、

まずは「0」を増やしていきます。

ストリートに「0」がないので、プラグラムに従って山札をめくります。

<ロボットプログラムは次の通り>

1,ストリートに0があれば一番左の札を取る。

2,ストリートに0がなければ、1番左の札を流してその数字だけ山札をめくる。

 

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これを繰り返して、「0」が出るまで続けます。

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今度は「0」が3枚出たので、一番左の黄色「0」を取ります。

 

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自分のターンです。

「0」は無条件にとれるので取っていきます。

これを繰り返していきます。

 

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手札が揃ってきました。

「0」が2枚あれば「1」が取れます。

ここで、赤の「1」を取ります。

 

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赤の「0」2枚を使い「1」を自分の手札に加えます。

この時、使用した「0」のカードは1枚は手札に戻し、

1枚は自分の待機札場に置きます。(横になっているカードです)

 

こうして自分の持ちカードを増やしていきます。

ロボットはプログラム通りカードを増やしていきます。

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しばらくゲームを進めていくとこのような局面に。

赤色の「0」が2枚あればストリートの赤色「1」を取れますが、

手札は赤色「0」1枚しかありません。

 

そこで青の札を使いましょう!

写真の中に青「1」の手札があるのでこれを利用します。

 

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この札の効果は自分の待機場にある札を手札に戻すこと。

(上に描いてある数字だけ戻せます。今回は1枚)

待機場にある赤「0」のカードに使います。

 

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赤「0」を手札に戻す代わり、青の札と自分の手札から選んだ2枚を待機場に送らなくてはいけません。

 

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このデッキから2枚待機場に送るカードを選びます。

 

交換のような感じですね。

 

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結果、このようなデッキになりました。

次に手札に戻した「0」を利用して、ストリートにある赤「1」を入手します。

 

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そして、「0」の一枚を待機場に送ります。

 

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ちなみにストリートに札が一枚もなくなってしまった場合は

無条件で6枚ひきましょう。

 

また、山札がなくなってしまったら、流した札と捨て札を合わせて

シャッフルして新しい山札とします。

ゲームはこの山札が2周したら終了です。

 

ゲームを進めましょう。

 

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ストリートには黄色「1」がありますが、手札には「0」が1枚しかありません。

ここでは緑「1」を使うことが出来ます。

 

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この緑のカードはカード上部中央に書いてある数字のカードに代替することが出来ます。色は何色にでもなれます。

「1」であれば「0」、「2」であれば「0-1」……

のように、元の数字より低ければ何にでもなれるカードです。

 

今回は「1」なので「0」のカードとして使えます。

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こうして、ストリートの黄色「1」を入手することが出来ました。

さらにゲームを進めていきましょう。

ロボットはプログラム通りにカードを入手していきます。

(写真は割愛)

 

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このような局面になりました。

一見、取れなさそうですが、ここで黄色のカードを使いましょう。

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黄色のカードはカードに描いてある数字分だけ、ストリートのカードを弱らせる事が出来ます。

今回は「-1」なので、ストリートのカードは全て「-1」されます。

「3」は「2」に、「4」は「3」に……。

「1」は「0」になり、無条件でとれるようになるということですね。

 

★例えば、「-3」のカードを使えば「4」のカードが「1」になるということなので、手に入れるとかなり強力ですね!

 

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今回は緑「3」のカードは「2」に弱らせて、手札の緑「1」2枚を使って入手します。

使った黄色と緑「1」の1枚は待機所に送ります。

 

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このようなデッキになりました。

ここで、山札が2周したのでゲーム終了です。

 

自分とロボットの得点を計算しましょう。

 

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得点はカード下部に書かれた数字になります。

これを合計して、点数の高い方が勝利となります。

 

今回は25対27でロボットの勝利!!

 

う~ん、負けてしまった!!

悔しいっ、もう1回!!

 

ソロで遊んでも十分に楽しめるゲームです。

秋の夜長に独りファミリア、楽しいですよ♪



 

ゲームの流れが分かったところで、カードの名前のおさらいを書き残しておきます。

 

青…仕切屋(アカウンタンツ)

  待機所のカードを手札に戻す事が出来る。

 

黄…愚連隊(ブルーツ)

  ストリートのカードを数字分弱らせることが出来る。

 

緑…傭兵団(マーシナリーズ)

  カードの数字より低い他の色のカードになることが出来る。

 

赤…名門(ファミリア)

  特殊能力はないが、得点が高い。

 

それぞれのカード特性を考えながらプレイするとますます奥深いですね!